最高顧問、専任教授夫妻に、専任教授夫人の友人、さらにはあの
掲示板の女帝かしむらさんがいきなり登場! そんなかしむらさんは動物好きだった。みんなでリスとたわむれつつお弁当! しかし、目が赤いだけでこんなにブキミになるのか...もっとかわいかったんだよ。 |
|
一度行った人なら分かりやすい(笑)おちゃめな地図あり 横の寺務所から、中に上がらせてもらうと、そこは田舎のおばあちゃんち! 日が差し込まないで暗いままの居間にはしゃれたテーブルがあった。聞いてみると、なんと明治天皇がお使いいなっていたとのこと!たしかに、この雰囲気。明治の文豪とかが休んでいそう。 |
|
その奥にいました。水月観音。 水月観音の前には、皆言葉を失いました。 美しい! この美しさは水月観音写真集を見てください! |
|
|
東慶寺の朱印。いかにも女性らしく、たおやかな字じゃございませんか。 (東慶寺は尼寺です) |
|
ここに車をおいて近くのメジャー寺、円覚寺に行ってしまう輩が多いんだね... それでも決して怒らず、「この寺にもお参りください」。 この控えめな態度が好感度UP! そう、この寺は仏もいいが、この「ほのぼの看板」見逃せないのだ! |
|
あ、すいません。そんなに気をつかっていただかなくても... ええ、ええ。やはり逆まわりは気持ち悪いっすから... あっちでいいんですか?あ、どうも〜 |
この他傑作だったのは、「右廻りでお進みください」。
皆、超電磁たつまき(by コンバトラーV)のようにクルクル廻りながら進んだのは言うまでもない。
(だれか写真撮った? >>鎌倉オフ参加した人)
浄智寺にいるのは、阿弥陀、釈迦、弥勒の3如来。この3人で「過去」「現在」「未来」を
現しています。15世紀の「宋朝様」といわれる様式で、衣のひだも細かい優美な造り。
裏には聖観音菩薩立像。60cmくらいの像だけどなかなか雰囲気がいいんだな。
鎌倉様式にはよくあるカタチなのですが、かなりのO脚なのがまた微笑ましいんだよね。(笑)
下の写真は、入り口と、脇にあった小さな石仏。落ち着いた良い寺です。
一般人がこの電話を聞いていたら、この一団をどのように見たことだろう。
ここのブツは、阿弥陀三尊。これまた阿弥陀さんが冠をかぶっているが、
後からだれかがかぶせたらしい。けっこう浮いてる。
でも宋朝様の流れるような衣のひだとか、卵型の優しい顔は何度見ても美しい。
とくに観音、勢至菩薩がわずかに傾いて、如来によりそうような姿がホントいいです。
切れ長の優しい目に見つめられて、思わずこっちも微笑みを返してしまいます。
がんばって歩いてきた甲斐があった!
|
お寺の人に説明をしてもらったあと、記念撮影。 ブキミな露出アンダーがイイ感じ。(笑) |
寺を後にした一行は、鎌倉駅そばのお好み焼き屋で軽く宴会。
|
専任教授自ら、お好み焼きを返すという、 貴重な映像。 |
以上が今回の行程です。
今回の仏は鎌倉時代や室町時代のものを多く見ました。
古くからの様式を守りつつ、釈迦如来に冠をかぶせたり、平気で弥勒如来を並べてみたり、「水月観音」というジャンルを創り出したり、新しいことにもチャレンジしています。
私はこれを「オルタナティブ仏」若しくは「オルタナ系仏」と名付けた。
彼等は「仏像界のレッド・ホット・チリペッパーズ」「仏像界のベック」なのです!
(東大寺や法隆寺の仏はディープパープルやジューダスプリーストかな)
とても楽しかったのでまたやりましょう!(^_^)/~
19/AUG 1998