一般の方からのリサーチ依頼
質問 はじめまして! 早速なのですが、私の疑問に答えて頂けたら嬉しいです! 始めまして。雪と申します。まだまだ何も知らないんですが、仏像を愛する若者
のひとりです。
|
最高顧問の回答
「おもしろい仮説」といわれると、なにか期待されてるようで、いや〜困りますなあ(笑)。
お釈迦さんは、家を出てから修行の毎日。肉体的にもかなりきびしい修行をしたそうじゃないですか。
ところで、Mai さんは「汚ギャル(おぎゃる)」ってご存知ですか?
釈迦の修行は6年間だったそうで、その間風呂にもはいらなかったと思われます。暑いインドですから頭はかなりオイリー。そんでもって「あ〜〜もうっ!」と頭を掻きむしる毎日。
渋谷近辺に棲息する「汚ギャル」。じつは彼女らも修行中の身なのかもしれません。 ちなみに、『仏像早分かり小百科』(春秋社)を読むと、釈迦の出家の物語が関係してそうだということがわかります。以下、抜粋します。
「釈尊が29歳で出家するとき、当時の一般の出家者のやりかたにしたがって、ボロをまとい、髪を下ろしました。 ついでに、「大仏は」とおっしゃいますが、大仏はたんに「おおきな仏像」という意味です。ですからたとえ小さな仏像でもパンチパーマになってます。仏像のなかでも如来(にょらい)なんかがとくにそう。奈良や鎌倉の大仏も如来の一種です。
さて、二つ目の質問ですが、雪さんゴメンナサイ。 一つの大きさは高さ36センチ、直径18センチ。ちょうど人間の頭1つ分ぐらいの サイズだそうです。螺髪の総数は966個、銅6.3トンを使用したとのことです。 後から頭に取り付けるようにしていたので完成した螺髪をひとつひとつはめ込んで いったのでしょう。
さらに、時代が下るほど、螺髪の数が少なく一つ一つのイボイボが大きくなっているようです。 |
20 NOV 2001