専任教授の旅

岩手 遠野にて、心暖まる仏像を発見


ちょっと見てくださいよこれ。専任教授が取材旅行の折、岩手県遠野、かっぱ淵の常堅寺(だと思う)で見つけた金剛力士像です。
いいですよねえ〜。このプラモデル然としたスタイル。
当時の人が奈良東大寺に人をやって、「同じようなのを作ろう」 なんて思ったんですかねえ。
当時は写真なんかないから、東大寺で有名な 金剛力士像を見た使いの者は、その形を覚えるのに必死。
でも、長い道中でそのイメージがだんだん薄れてきちゃって、こんなふうに なっちゃった。

……なんていう、当時の様子がしのばれて、おもわず幸せな気分になっちゃいます。


ちなみにこちらは有名な奈良東大寺のもの。
ちょっと見づらいけど、それでも違いがはっきりお分かりいただけると思います。

だってほら、顔をアップにしちゃうとこれまたすごいでしょ。
うんぎょうの顔なんか、アストロ球団って感じだよこれ。なんかようわからんけど
おもわずこちらの顔もゆるんでしまう。
写真:日仏会専任教授 文:日仏会最高顧問

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10 JAN 1998

日仏会レポート部門

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