執筆:日仏会慶派担当客員講師
「慶派」ってなに?
「慶派」とは、平安時代の名作 平等院鳳凰堂の阿弥陀如来座像の作者定朝(じょうちょう)の遠い子孫(弟子を含む)康慶(こうけい)から 康慶の長男である運慶、弟子の快慶など名前に「慶」の付く仏師の系列のことをいい、他に「院派」、「円派」などの系列があります。特に運 慶と快慶は有名! |
「慶派」の仏像の特徴は?
それまでの平安期の仏像の穏やかさや気品を残した上でさらに力強さが加わり、そばに近づいただけで睨まれているようなリアルな玉眼(頭部の内側からガラス、水晶などを嵌め込んだもの)、ぷりぷりした張りのある太い腕、流れるような衣紋など写実性に富んでいます。
最高顧問 注: |
有名な「慶派」の仏像と、それが見られる寺はどこ?
最高顧問 注: |
10 SEP 1999